この森は、
だれかのために 強く光るところでは ありません。
早く 答えにたどり着くところでもなく、
正しさを 道しるべにする場所でもありません。
ただ、
少し歩みをとめて、
ほのかに光る星を 見上げるような
夜のひとときを過ごすところです。
森に入った人を選ぶことも、
何かを押しつけることも ありません。
ここは、静かに記す場所です。
いかなるときも、
日々は たしかに 続いていきます。
そのなかで、
ふと 立ち止まりたくなった夜に、
そっと思い出してもらえたら。
宵星の森は、
今日も 静かに呼吸しています。
宵星